イメージ記憶とは!暗記力を高めたいならイメージ力をつけよう!
目次
イメージ記憶術は高速長期記憶
スピード記憶トレーナー® 麓直樹です。
脳科学と心理学に基づいた脳力開発の専門家です。
私は簡単な手法で誰でもすぐにできる、大量暗記を短時間ですることができる、日常でつかえる記憶術を教えています。
記憶力の良し悪しは生まれつきのものではなく、ひとつのスキルなのです。
誰でもこのスキルを身に着けてしまえば、今まで2~3時間かけて覚えた事柄は、20分程度で覚えられるようになります。
昔の覚え方では、長い時間頭の中に残らず、すぐに消えてしまいます。
だから、中学校や高校のときに、中間試験や期末試験が大変だったのです。
中間試験で覚えたことを、試験が終わるとすぐに忘れてしまう。
折角覚えたことが、どんどん消えていく。
しかし、記憶術を使って覚えた内容は、なかなか消えません。
絶対に消えないか!?というと・・・それは消えてしまうのですが・・・
7~8年前の情報なら大丈夫です。
しかも記憶のメンテナンスが出来ます。
思い出せなくなった情報もメンテナンスをかければ、スッと出てくるようになります。
イメージとは?
記憶術はあの手、この手を使うのですが、記憶術の王道はイメージ記憶です。
今回はイメージ記憶についてお話したいと思います。
はじめにイメージとは何か?
イメージとは頭の中に映像や写真を思い浮かべることです。
小学生のときの出来事を大人になってから回想するとしましょう。
例えば運動会のときの思い出。
かけっこで一等賞を取った。
ビニールシートを敷いて家族でお弁当を食べた・・・。
遠足の思い出。
初恋の人の思い出など、昔の思い出を語るときに、脳の中には当時の映像が浮かんでいると思います。
それがイメージです。
脳の中に原稿用紙が出てきて、運動会の思い出が文章になって現れる人はまずいません。
何故、昔のことなのに覚えているのか?
それは映像となっているからです。
人間の脳は映像化したものは高速で記憶できる仕組みになっています。
過去の出来事の映像化が記憶力となり、未来の出来事のイメージ化が夢を叶える力となっているのです。
ものごとを映像化する練習やトレーニングは、直接、記憶力を向上させる練習に繋がります。
そして記憶力を鍛錬すると、集中力やイメージ力が飛躍的に向上します。
言語で覚える記憶法は「?」
今までの言語で覚える記憶は、しばしば、思い違いや、錯綜をします。
そして時々、消えて真っ白になります。
例えば、漢字の試験で糸へんなのは判っているけど、右側があれだったか・・・これだったか・・・混乱します。
法律の条文で40だったか?30だったか?
人前でスピーチをするので、あれを話そう、これを話そうと原稿を書いて、一夜着けで覚えて、いざ、マイクをもって話そうとしたら、頭の中が綺麗に真っ白になったという経験はありませんか?
人間の脳は言語や文章をホールドすることが苦手です。しかし、画像をホールドすることはできます。
細部まで鮮明にイメージする
そして、イメージ記憶をつかえば、混乱も錯綜も間違えもなくなります。
勉強や試験や仕事にはもってこいです。
イメージ記憶で取り入れた情報はいつでも正確に取り出すことができます。
ひとつ実験をしてみましょう。
「金太郎」ってイメージ出来ますか?
金太郎の映像を思い浮かべられますか?
男の子で髪型はおかっぱみたいで、ぽちゃっとしていて、赤いひし形の腹かけをしていて、真ん中にゴールドの「金」の文字。マサカリをかついでいるかもしれません。
イメージによって記憶された「金太郎」はだいたい似たような姿だと思います。
その映像を見て・・・これって「浦島太郎」だっけ?とはならないはずです。
それだけ明確なイメージには、正確なアウトプット力があるのです。
これがイメージ記憶なのです。
イメージ記憶は最強
イメージ記憶を駆使しれば、あらゆるものも正確に短時間で記憶することができます。
英単語、漢字、地理、条文、法律、判例、薬の名前、音楽の記号・・・世の中に覚えられないものはないと思います。
また、自分の目標を達成したり、夢を手にするためにイメージ記憶を使っている人たちがいます。アスリートです。
優秀なアスリートはイメージ記憶の達人です。
だからアスリートの多くはイメージトレーニングをします。何故アスリートたちはイメージトレーニングをするのか?それは、イメージトレーニングに圧倒的な効果があることを知っているからです。
我々は日常生活をしていて、仕事をしていて、未来の完成形をイメージすることをしていますか?
この脳力が、仕事のできる人とそうでない人の大きな違いだと思っています。
また、自分の記憶したイメージのデーターを試合中に高速処理して競技できるのが、優れたアスリートです。
人間の反応速度は0.1秒が限界といわれています。
100m走のスタートのフライング判定は機械で計測されています。
その反応時間は0.1秒にボーダーがあり、「位置について」「用意」「バン!」と号砲がなって、0.1秒よりも前にスターティングブロックに圧力がかかったらフライングと判定されます。
卓球の女子日本代表で伊藤美誠さんのスマッシュは時速94㎞とも言われています。
いわゆる「美誠パンチ」
それが約3m先から飛んでくると、0.1秒で手元に来ます。
つまり、人間の反応速度を超えているので、ほぼ決定打となるわけです。
しかし、時に中国選手はそれを打ち返すことがあります。
何故、そんなことが可能なのか?
それがイメージ記憶データーの高速処理なのです。
イメージ記憶を使えるようになると、人生が面白くなります。
以前、スピード記憶講座を受講した15歳の中学校3年生の男子が2日目の感想文で「僕の人生の道を変えてくれて、ありがとうございました」と言ってくれました。
スピード記憶術本講座ではイメージ連結法、イメージ転換法、イメージ分解法(漢字編、カタカナ編)、イメージ磁石法とイメージ記憶術の王道をすべてお伝えします。
何故2日間もかけるのか?
それは、やり方が判ったという状態と、本当に記憶できたという状態では雲泥の差だから。
2日間かけて記憶できる状態にします。
「知っている≠できる」なのです。
人生の2日間のスピード記憶術講座で、あなたの未来をイメージする力を身に着けてみませんか?
執筆者:株式会社麓屋代表 麓 直樹
スピード記憶トレーナー®国家資格を取得したい、語学を勉強している、受験を控える人向けに、脳科学を活用したスピード記憶術を伝え、脳力をフルに発揮させ、最短・最速で資格取得、学業成就をサポートする専門家。90日で行政書士に合格。東京都行政書士連盟所属。