勉強しても覚えられない地獄から脱出する2つのポイント

みなさんこんにちは!
スピード記憶トレーナー®の麓直樹です。

脳科学と心理学に基づいた脳力開発・学業サポートの専門家です。
イメージ記憶を使った簡単な方法で大量情報を短時間で暗記できる日常で使えるスピード記憶術を教えています。

世の中にある試験のほとんどは記憶力で対応できます。

知っているか?知らないか?知っているということは記憶しているということ。
今まで3時間もかかって覚えていた内容は、1時間くらい!?3分の1程度の時間で覚えることが出来ます。時間を有効に使える技術と思ってください。

試験勉強や資格取得の勉強で時間を有効に使いたいと思っている方々も多いと思います。
中には勉強してもなかなか覚えられない!同じ問題を何回も間違える!という方もいらっしゃるかも?

今回は「勉強しても覚えられない」という方に向けて「覚えられない要因」を解説します。
また記事の後半では「覚えるための2つのポイント」を伝授いたします!

覚えられない人に問いたい!2つの質問

  1. 質問1:反復していますか?
  2. 質問2:覚えたつもりになっていませんか?

実は、勉強しても覚えられない人は「反復」をしておらず、さらに「覚えたつもり」になっている傾向があります。

勉強しても覚えられないのは「反復」していないから

反復は記憶の母と言われています。
記憶を定着させる。記憶を強化させる。
そのために反復は必要です。

皆さんは「ヘップの法則」って聞いたことがありますか?

反復に関して研究したドナルド・ペップが提唱しました。
脳神経細胞のシナプスの可塑性についての研究で、繰り返し使うとその神経伝達経路の効率はよくなるが、使わないと衰えるということ。

例えると、車が何回も走ると道路に轍(わだち)ができますよね。
何回も繰り返すと、脳の中にもこの轍ができて情報が轍に沿って伝わり安くなります。
繰り返せば、繰り返すほど、情報を取り出す速度も速くなるし、ミスもなくなる。

反復しても覚えられない!という人には2つの要因が考えられます。

【要因1】反復の回数が少ない

1つめの要因は「反復の回数が圧倒的に少ない」ということ。

反復という作業は記憶のみならず、スポーツの技術上達に有効な方法です。
1回や2回で、記憶が定着したり、スポーツなどが、できるようになることはありません。

人間の成長はレミニセンス効果というものがつきまといます。
成長と成長の間には、インターバルが必要なのです。つまり、練習しても練習しても成長しない時間が必要なのです。そして突然!?ふとした拍子にできるようになる!それがレミニセンス効果です。

1回で覚えられたり、1回で出来るようになったり!?
イチローだって、一生涯のうちに何回バットの素振りを練習したことか!?

イチローには野球の才能があったから?間違いなくその通りで、イチローには才能があったと思います。
「才能とは繰り返し、繰り返し努力できる能力」のことです。

これが反復する回数を増やす重要性なのです。

【要因2】無意味な繰り返しをしている

2つ目の要因は「無意味な繰り返し」をしているということ。

実は「効果的な繰り返し方」があります。

例えば、学校の国語の先生が漢字を生徒に教えます。
ノートに50回。一つの漢字を書くように言います。
子供たちは家に帰って、ノートを開き漢字を書き始めます。一つの漢字を何回も繰り返し書く。

これは反復ですが、反復のやり方を先生は教えません。
ですから、子供たちがノートの1ページがその漢字で埋まればOKです。
例えば、「陸」をノートに50回書く場合!
ある子どもは、「偏(へん)」だけ最初に50個かいて、後から「旁(つくり)」だけを50回書く!ノートは埋まるけど、「陸」という感じを勉強したことにはなりません。

ある子どもは、最初は綺麗に丁寧に書いているけれど、最後のほうは漢字がぐちゃぐちゃ・・・急いで終わらすことに力を入れています。それでは「陸」は覚えられません。

では反復のポイントは!
私が実施しているスピード記憶術講座で伝えています。

「ゆっくり・正確に・気持ちよく」です。

反復のやり方を間違えると、「速く・いい加減に・気持ち悪く」繰り返します。
これは全く効果がありませんし、時間の無駄ですね。

覚えるための2つのポイント

ここまでは「覚えられない要因」を紹介してきました。
ここからは「覚えるための2つのポイント」を解説していきます。

【ポイント1】効果的なタイミングで反復する

反復はどのタイミング行うのが効果的か?

エビングハウスの忘却曲線を意識してみましょう。
人は、覚えた途端に忘れ始めるのです。

まず、覚える対象を理解すること。
理解することは最強の記憶術であると思っています。

復習の第二段階で理解したのち、反復を行います。
覚えるキーワードや内容をしっかりイメージして、繰り返しアウトプットすること。

イメージの緩いところはしっかりと固めます。イメージ(映像)がぼやけていないか?イメージにピントがあっているか?理解を完全なもの(定着)にしてしまいましょう。

ここでの反復作業は「ゆっくり・正確に・気持ちよく」をとにかく意識してください。

【ポイント2】アウトプットする

記憶や暗記の方法として、教科書に書いてあるキーワードをノートに書き写す!
多くの方がやっています。
効果が無いわけではない!しかし、非効率であり、その作業をすることによって、脳は勉強して覚えたつもりになります。

教科書のキーワードをノートに書くという作業は、右にある物を、左に移すだけて、脳には入っていない!
ノートに記録されても、脳には記録されない!ということが起こります。

ノートは脳にあるデーターをアウトプットするために使うものです。
人間は、アウトプットすることによってインプットされます。

私は漢字検定準1級に合格しましたが、漢字を覚えるときに紙と鉛筆はあまり使いませんでした。

何を使ったのか?
「指と空中」です。空書を使いました。

指で覚えた感じを空中に書く!これの優れた点は、いつでもどこでも出来る。
脳に正確に入っていない漢字は書けないので再度、確認してインプットする。
そして、空中にアウトプットして書けたら脳に入った!というエビデンスです。
これを反復します。

勉強しながら、合間、合間に本当に脳に入っているのか?確認しながら、進めていくことが時間の効率化にもつながります。

この作業をいれないと、脳は勉強したつもりになります。
覚えたつもりになります。
資格試験で不合格の要因のひとつでもあります。

「脳が覚えたつもりになって、実は覚えていない!」

この状態を払拭したいので、空書を使います。
条文や判例、プレゼンの内容などを覚えたかどうか?

確認するときには、空中に書くのではなく、声に出して、架空の誰かに説明をするようにします。
上手く説明できたらあなたの脳に入っている証拠です。

ただひたすらインプットしようと勉強していても、本当にインプットされたかどうか?判りません。
それを確認するために、アウトプットする時間を入れながら勉強してみてください。

執筆者:株式会社麓屋代表 麓 直樹

スピード記憶トレーナー®国家資格を取得したい、語学を勉強している、受験を控える人向けに、脳科学を活用したスピード記憶術を伝え、脳力をフルに発揮させ、最短・最速で資格取得、学業成就をサポートする専門家。
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