勉強しても覚えられない地獄から脱出する3つのポイント

みなさんこんにちは!
スピード記憶トレーナー®の麓直樹です。

脳科学と心理学に基づいた脳力開発・学業サポートの専門家です。
イメージ記憶を使った簡単な方法で大量情報を短時間で暗記できる日常で使えるスピード記憶術を教えています。

世の中にある試験のほとんどは記憶力で対応できます。

「何回やっても覚えられない」
「勉強しても覚えられない」
という方のために記憶術があります。

知っているか?知らないか?知っているということは記憶しているということ。
今まで3時間もかかって覚えていた内容は、1時間くらい!?3分の1程度の時間で覚えることが出来ます。時間を有効に使える技術と思ってください。

試験勉強や資格取得の勉強で時間を有効に使いたいと思っている方々も多いと思います。
中には勉強してもなかなか覚えられない!同じ問題を何回も間違える!という方もいらっしゃるかも?

今回は「勉強しても覚えられない」という方に向けて「覚えられない理由」の解説と
「覚えるための3つのポイント」を伝授いたします!

勉強しても覚えられないのは「正しい反復」をしていないから

反復は記憶の母と言われています。
記憶を定着させる。記憶を強化させる。
そのために反復は必要です。

皆さんは「ヘップの法則」って聞いたことがありますか?

反復に関して研究したドナルド・ペッブが提唱しました。
脳神経細胞のシナプスの可塑性についての研究で、繰り返し使うとその神経伝達経路の効率はよくなるが、使わないと衰えるということ。


繰り返すことで情報を取り出す効率が向上する

例えると、車が何回も走ると道路に轍(わだち)ができますよね。
何回も繰り返すと、脳の中にもこの轍ができて情報が轍に沿って伝わり安くなります。
繰り返せば、繰り返すほど、情報を取り出す速度も速くなるし、ミスもなくなる。

反復しているのに覚えられない理由
反復しても覚えられない!という人には3つの要因が考えられます。

覚えられない理由1.「反復の回数が圧倒的に少ない」

1回反復した、2回反復したという程度では記憶に定着せず、正しい反復とは言えません。

反復という作業は記憶のみならず、スポーツの技術上達に有効な方法です。
1回や2回で、記憶が定着したり、スポーツなどが、できるようになることはありません。

人間の成長はレミニセンス効果というものがつきまといます。
成長と成長の間には、インターバルが必要なのです。つまり、練習しても練習しても成長しない時間が必要なのです。そして突然!?ふとした拍子にできるようになる!それがレミニセンス効果です。

1回で覚えられたり、1回で出来るようになったり!?
イチローだって、一生涯のうちに何回バットの素振りを練習したことか!?
イチローには野球の才能があったから?間違いなくその通りで、イチローには才能があったと思います。
「才能とは繰り返し、繰り返し努力できる能力」のことです。

これが反復する回数を増やす重要性なのです。

インターバルの間は、何度やっても成長を感じられない。そのため途中で諦めてしまう人も多くいます。

しかし「正しい反復」を繰返すことで成長を遂げ、記憶は定着していきます。

対処法①
できるまで反復する

覚えられない理由2.視覚的に細部までイメージできていない

人は実体のないものは覚えにくいという性質があります。

普段の勉強では、言葉だけで覚えようとしていませんか?

言語を見ると、脳は覚えたふりをします。

多くの人の前でプレゼンする、式辞を述べる・・・
例えば、こんな時「覚えたはずの原稿の内容が真っ白になって消えた!」という経験はありませんか?

脳は言語をホールドするのが得意ではありません。
脳は右脳と左脳に分かれていて、右脳は「イメージ・感情」を左脳は「言語・論理」を司っています。
左脳は低速少量記憶で、右脳は高速大量記憶ができます。
脳は一瞬でイメージを記憶できます。

ポイントは、しっかり、はっきり、イメージ化・映像化をして、脳で思い描くことです。
イメージが鮮明であればあるほど、長期間、記憶を保持できます。

これは、個人の能力ではなく、脳の仕組みです。

対処法②
具体的にイメージする

覚えられない理由3.無意味な繰り返しをしている

例えば、学校の国語の先生が漢字を生徒に教えます。
ノートに50回。一つの漢字を書くように言います。
子供たちは家に帰って、ノートを開き漢字を書き始めます。一つの漢字を何回も繰り返し書く。

例えば、「陸」をノートに50回書く場合!

ある子どもは、最初は綺麗に丁寧に書いているけれど、最後のほうは漢字がぐちゃぐちゃ・・・急いで終わらすことに力を入れています。それでは「陸」は覚えられません。

これは確かに反復ですが、無意味な反復です。
これでは覚えることはできません。

記憶や暗記の方法として、教科書に書いてあるキーワードをノートに書き写す!
多くの方がやっています。
効果が無いわけではない!しかし、非効率であり、その作業をすることによって、脳は勉強して覚えたつもりになります。

教科書のキーワードをノートに書くという作業は、右にある物を、左に移すだけて、脳には入っていない!
ノートに記録されても、脳には記録されない!ということが起こります。

ノートは脳にあるデーターをアウトプットするために使うものです。
人間は、アウトプットすることによってインプットされます。

私は漢字検定準1級に合格しましたが、漢字を覚えるときに紙と鉛筆はあまり使いませんでした。

何を使ったのか?
「指と空中」です。空書を使いました。

指で覚えた感じを空中に書く!これの優れた点は、いつでもどこでも出来る。
脳に正確に入っていない漢字は書けないので再度、確認してインプットする。
そして、空中にアウトプットして書けたら脳に入った!というエビデンスです。
これを反復します。

勉強しながら、合間、合間に本当に脳に入っているのか?確認しながら、進めていくことが時間の効率化にもつながります。

この作業をいれないと、脳は勉強したつもりになります。
覚えたつもりになります。

資格試験で不合格の要因のひとつでもあります。

「脳が覚えたつもりになって、実は覚えていない!」

この状態を払拭したいので、空書を使います。

条文や判例、プレゼンの内容などを覚えたかどうか?

確認するときには、空中に書くのではなく、声に出して、架空の誰かに説明をするようにします。
上手く説明できたらあなたの脳に入っている証拠です。

ただひたすらインプットしようと勉強していても、本当にインプットされたかどうか?判りません。
それを確認するために、アウトプットする時間を入れながら勉強してみてください。

対処法③
正確にアウトプットする

ここまでのおさらい

ここまで、脳科学の見地から記憶するために必要なことについてご説明してきました。

この中で、最も皆さんが不慣れで、学校では教わらないことはどれでしょう?

実は「②具体的にイメージする」これが最重要ポイントかつ皆様が不慣れなことです。

例えば、漢字で「バラ」と正確に書けますか?
バラは難しいと思いますが、愛知県の隣の「ギフ県」は書けますか?先日テレビでこの問題が出題されており、ことごとく書けない問題でした。(ギフ県の方は済みません)

このように、人はぼんやりとしたイメージしか持てないと、記憶できないのです。
しかし、具体的にイメージする方法に慣れていないと、難しいのです。

これを教えるのが、麓屋の記憶術講座で、これまで累計2,000人以上が体験し、このイメージ記憶の凄さを実感しています。

記憶術で「覚え方」を学べる

「記憶は苦しいもの」と感じている方が多くいらっしゃるように思います。

というのも、誰もがそのやり方を学んでいないからです。
学校の先生は、色々な知識を教えてくれます。
しかし、肝心の「覚え方」は学校では教えません。

来週、英単語の試験をするので「覚えてきてください」と言うだけです。

しかし「覚え方」を学べるとしたらどうでしょうか?

実際に、先日、私のセミナーを受講してくださった方から、このような感想をいただきました。

記憶は「能力」ではなく「方法」だということがわかりました。
160個の単語を90分足らずで全部覚える!?
「そんなことが、出来るのかな?」という疑問を持ちましたが、結果は「出来た!」でした。
「面白い!」に加えて「うれしい!」でした。

こちらの方がおっしゃっているように、記憶術は「方法」です。

「記憶する効果的な方法」を手に入れてしまえば、記憶は厄介なものではなく、面白くて楽しい体験へと変わります。

自己流に限界を感じている方へ

そもそも私たちは学校で「覚え方」を教わっていません。
ですので「覚え方」が分からず、自己流での記憶には限界を感じていらっしゃるかたも多いかと思います。

そこで私はスピード記憶トレーナー®として「脳科学に基づく効率的な記憶の仕方」をお伝えしています。

「脳科学に基づく効率的な記憶の仕方」とは「イメージを使った記憶術」です。

セミナーが気になる方は、こちらの体験レポもご参考ください。
(当該記事ではイメージ記憶についても、たくさん言及しております。)

覚えたいものごとを「視覚的イメージ」に変換して記憶する力を身に付ける人気講座が麓屋の記憶術講座です

イメージの力を使った記憶術を身に付けることは誰でもできます。

麓屋の記憶術講座は、人がなぜ記憶できるのかという仕組みの理解や、
記憶力を発揮させるための前提条件を整える習慣づくりについてのトレーニングから、
実際に記憶術を使って繰り返し、トレーニングを行ないます。

その結果、記憶術の習得率99%の実績!
年台にかかわらず多くの方が実際にイメージで記憶する力を身に付けています。

資格取得報告

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記憶術講座は現在、オンラインで開催しています

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体験セミナーは、かしこまった雰囲気ではなく、身構えずに楽しめるカジュアルな雰囲気です。

ぜひ、お気軽にご参加ください。

最短90日 難関資格試験に合格するスピード記憶術セミナー

執筆者:株式会社麓屋代表 麓 直樹

スピード記憶トレーナー®国家資格を取得したい、語学を勉強している、受験を控える人向けに、脳科学を活用したスピード記憶術を伝え、脳力をフルに発揮させ、最短・最速で資格取得、学業成就をサポートする専門家。90日で行政書士に合格。東京都行政書士連盟所属。
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