人の顔と名前を覚える5つのポイント!

スピード記憶トレーナー® 麓直樹です。
脳科学と心理学に基づいた脳力開発の専門家です。

私は簡単な手法で誰にでもすぐにできる、大量暗記を短時間ですることができる、日常でつかえる記憶術を教えています。

記憶力の良し悪しは生まれつきのものではなく、ひとつのスキルなのです。

名前覚えは「お・も・て・な・し」

世の中、暮らしていると
「人の顔と名前が覚えられなくて・・・」
「顔は出てきても、名前が・・・」
「人の顔と名前を覚えるのが苦手で・・・」
という言葉をよく耳にします。

笑顔で「こんにちは!」とあいさつするものの、心の中で「あれ!?名前何だっけ?」といったことありませんか?

私は「脳の使い方:記憶と人の顔を名前の覚え方」という講演を企業に頼まれてやっています。

営業部門においては、顧客の顔と名前を覚えることは最高のサービスでもあるし、営業スキルでもあります。

記憶することそのものは技術です。
そして、人の顔と名前を覚えることも、その技術の延長です。

そもそも、何故、人の顔と名前って結びつかないのか、何故、覚えづらいのかご存じでしょうか?

名前と顔を一致させるのが難しい理由

実は人間の脳は右脳と左脳に分かれていて、右脳はイメージとか感情とか本能を、左脳は言語とか論理とか理性を司っていると言われています。

左右が独立しているのではなく、右脳と左脳は脳梁という橋でつながっています。

記憶術的にいうと、人の顔と名前を覚える技術はちょっとハードルが高いのです。

顔は映像なので担当部署は右脳です。
名前は言語なので担当部署は左脳です。

右と左の情報を瞬時に正確に橋渡しできるかどうかにかかってくるのです。

人の顔と名前は、脳の中の伝言ゲームのような感じです。

人の顔と名前を覚えるのが得意な人もいます。

有名なのが銀座のクラブのママの伊藤由美さん。
名前を覚えるのが凄すぎるので、TV出演されてます。

伊藤さんは名前と顔を右脳と右脳を使って覚えていました。
右脳で覚えるイメージ記憶は高速記憶であると同時に長期記憶です。

3ヶ月前に一度しか来ていないお客さんの名前も覚えているという!名前覚えの強者(つわもの)です。

あとはホテルニューオータニの副支配人の吉川和宏さん。

この方はニューオータニの車付けに入ってきた車を見て誰が来たが判るという・・・大手企業の取締役から政治家まで・・・大学ノートに切り貼りで資料を作って勉強をするという方です。

私も国会議員の秘書を長くやっていたので、国会便覧という顔写真と経歴がのっている冊子をいつも持って、政治家の名前を覚えるようにしていました。

人と顔を覚える5つのメソッド

名前を覚えるのが得意な方々が何をやっているのか?
その共通点を探すと5つのポイントが見えてきました。

  1. 覚えようと思うこと
  2. 名前と顔をイメージ連結する
  3. 相手の名前を声に出して言う
  4. 復習する
  5. 顔でなくて人を覚える

ひとつひとつ見ていきます。

1. 覚えようと思うこと

そんなの、当たり前だと思われた方!

私は人の顔と名前を覚えるのが苦手なんです・・・とか、
覚えられないんですとか・・・

そもそも、覚えようとしていない。
覚える努力も作業もしていない。
相手に興味もない!

だから、覚えられないのです。

この人と知り合いになっていれば、将来、自分の人生が幸せになるかも!と思ったら、その人の名前を覚えませんか?という話です。

脳の使い方でも話しますが、脳はスイッチが入らないと動かないのです。

人の顔と名前は「覚えまスイッチ」を入れる作業をする。
その人に興味を持つことが、覚えまスイッチです。

2. 名前と顔をイメージ連結する

私の知人で稲森さんという方がいて・・・
出会った当初は〇森さんだったっけ?となってしまった。

竹森さん?小森さん?大森さん?みたいな感じ・・・

その方の後ろに稲穂がボーンを生えているイメージを作りました。

それ以降は必ず稲森さんになります。

といったように、名前を引き出せるトリガーをイメージ(映像化)する方法です。

安藤さんなら後ろに餡ドーナツを見るとか、自分のよく知っている知人・友人作戦も使えます。

例えば先方が和田さんだったら、和田アキ子さんをその方の後ろに見て「笑はぁって!許してぇ!」と歌っている姿をイメージします。

3. 相手の名前を声に出して言う。

この作業は反復でもあるのですが、その人との世間話でもなんでも、ワンフレーズごとに、必ずその人の名前を何度も言うという話し方をします。

ちょっと判り辛いかもしれませんが、

「○○さんですね。○○さんのご趣味はなんですか?○○さんの趣味は釣りなんですか!〇〇さんは月に何回くらい釣りにお出かけになるのですか?○○さんはいつ頃から釣りを始めたのですか?○○さんの最近のお薦め釣りスポットとかありますか?」
といった具合に・・・
会話の中で、何度も「○○さん」の名前をいう方法です。

4. 復習する

何か一つのことを覚えるときには、関連する多くの情報を覚えた方が簡単に覚えられるということを知っていますか?

人の顔と名前を結び付けるときに、その方の会社、所属部署、肩書、趣味、好きなもの、乗っている車など・・・

それを大学ノートに切り貼りしてまとめていたのがニューオータニの吉川さんです。
家に帰って人物ノートを作成していました。

いつ会った、どんな話をした・・・
あらゆる情報を増やすとその人の名前と顔が結びついてくる。

一度名刺交換をしたらお仕舞ではなく、家に帰って復習をすることが大切です。

5. 顔でなく人を覚える。

私が国会議員の秘書をやっていたころ・・・永田町を歩いていてよく後ろから「ふもとさ~ん」と声を掛けられました。

つまり、顔を見なくても名前が呼べる・・・
顔と名前を一致させるのではなく、人と名前を一致させるほうが、強い力を発揮できるということ。

雰囲気とかオーラとか・・・歩き方とか・・・
その人のエピソードとか、明るいとか暗いとか、性格を知ることも重要です。

細かい特徴を頭にいれることはあまりしていないようです。

人の顔を名前を覚える5つのメソッドをお伝えしましたが、一番大切なものは1~5のうち何番だと思いますか?

正解は(1)です。

覚えようと思うこと!これは脳の仕組みなのです。

勉強もスポーツも音楽も・・・何かをスタートするとき、やる気を出すとき、集中するとき・・・始めにすることは脳にスイッチを入れることです。

脳の取扱説明書7つの極意の詳細は「スピード記憶術講座」でお伝えいたします。

執筆者:株式会社麓屋代表 麓 直樹

スピード記憶トレーナー®国家資格を取得したい、語学を勉強している、受験を控える人向けに、脳科学を活用したスピード記憶術を伝え、脳力をフルに発揮させ、最短・最速で資格取得、学業成就をサポートする専門家。
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