イメージ転換法とは?記憶術の専門家が徹底解説

脳科学と心理学に基づいた能力開発の専門家、スピード記憶トレーナー®麓直樹です。
私は大量暗記を短時間で覚えるスピード記憶術を教えています。

記憶する技術は色々ありますが、脳の仕組みとして長期間覚えているという状況を作り出すとき、脳はイメージ(映像)であると、長く覚えていられるのですが……言語であると……とても覚えにくいのです。

ですから、脳の情報を入れて、それが大切な情報で覚えていよう!と思ったら、それをしっかりとイメージ化するのです。
そのイメージ化する訓練は、記憶術の基礎である、イメージ連結法を学び、練習し、修得していきますが、その後に、概念や理念、判例や条文、自己紹介や営業トーク、プレゼンテーションなどを記憶するときに使う技術として「イメージ転換法」というものを学んでいきます。

イメージ転換法で人生が楽になる

イメージ転換法は、日常生活でとても便利に使える方法です。
例えば、自分の自己紹介を3分するとき……伝わりやすい話すスピードを考慮すると900~1000字の原稿の内容が伝えられます。

スピーチの原稿暗記とも決別できる

昔のやり方は、原稿を書いて、丸覚え!一夜漬けで覚えて、マイクを持ってみんなの前で話はじめたら!!あれっ!?次は何を話すんだったっけ?
覚えたはずの原稿がきれいさっぱり、頭から無くなって・・・真っ白になってしまった!というような経験がありませんか?

イメージ転換法をつかうと・・・3分程度の原稿であれば10分もあれば完璧に覚えられると思います。

数回練習をすれば、完全に脳に入ります。話す内容をイメージしてつなげる方法です。

資格試験にも応用できてしまう!

行政書士試験には日本国憲法が試験範囲にあります。その前文を覚える!中学の公民でやりましたか?
これもイメージ転換法を使うと20分程度で覚えられると思います。

日本国憲法 前文
日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し、われらとわれらの子孫のために、諸国民との協和による成果と、わが国全土にわたって自由のもたらす恵沢を確保し、政府の行為によって再び戦争の惨禍が起きることのないようにすることを決意し、ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する。そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものであって、その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する。これは人類普遍の原理であり、この憲法は、かかる原理に基くものである。われらは、これに反する一切の憲法、政令および詔勅を排除する。

この程度の条文はイメージ転換法を習熟すれば、すっと覚えられるようになります。

日常において、イメージ転換法は教科書に書いてある概念や理念や理屈などの情報を入れるときだけでなく、リアル対面で受講しているセミナーの内容であるとか、授業の内容や勉強の内容を脳に入れるときにも使います。

講義もポイント5つをイメージするだけ!

60分程度の講義であれば、講師が伝える内容の大切なところはせいぜい5つぐらいです。
60分の講義で20ポイントが大切です!ということはめったにありません。

講義がスタートして大切な要点を5つイメージ化することができたら、講義が終わって、最初から最後までノートもとらずに大切なことを頭に入れることも可能です。

人前で話すことが仕事の方には非常に便利で、話す内容を脳に入れる時間が大幅に短縮されます。
セミナー講師の方の感想で、「今までセミナーの準備に時間がかかっていたのですが、準備時間が短縮されて楽になりました」と嬉しいお言葉も頂いています。

イメージで記憶するってどういうこと?

人間は「抽象的なもの」よりも「具体的で視覚的にイメージしやすい物体」の方が覚えやすいのです。
抽象的なものとは、概念や理念を指します。例えば「愛」や「平和」がこれに該当します。

愛や平和は「抽象的」で人間の認識の中にしか存在しません。
それを私たちは見ることもできなければ、手にとって触ることもできません。

イメージ転換法では、こうした「目に見えないもの」を「目に見える形」に置き換えて記憶します。

まさに「イメージ」です。画像として記憶します。
例えば、「愛」という言葉をイメージ化するとどうなるでしょうか?

ある人は「恋人」、ある人は「お母さんが赤ちゃんを抱っこしていて、お乳をあげて愛おしんでる様子」とか、「ハートマーク」とか・・・いろいろな映像が浮かぶと思います。

愛という言葉、抽象的な概念を、ひとつの物体、目に見える映像に転換したいのです。物語ではありません。物体です。多くの人は「ハートマーク」を映像で思い浮かべれば、「愛」という概念は思い出せるのではないでしょうか?
先日、何かある物体を思い浮かべて「愛」が出るものありませんか?
皆さんのストライクでいいので、色々言ってみてください!といったら、ある女性が「直江兼続の兜」と言いました。それでも大丈夫です。

このように、思い描くイメージは一人一人違います。
イメージ転換法は人それぞれが自分にあったイメージを作っていただくことになります。
イメージにはその人にマッチする画像があるので・・・これが正解です!と正解は一つではありません。

もしかしたら人の数だけ正解があるかもしれません。
ですから、(私の講座でこの技術をお伝えするときも、正解はこうです!ではなく、私はこうしています。)

記憶するためへの応用方法は?

例えば、日本国憲法の前文の「自由のもたらす恵沢」これをイメージ化すると「自由の女神がバケツを持っていて……中に銅鐸が入っている」という映像です。
条文を完璧に覚える必要なないのですが・・・覚えろと言われたら、このような作業をしています。

皆さんは本の内容を忘れずに覚えていられますか?
日常でこのイメージ連結法の出番は色々ありますが、読書の内容もイメージ化して、連結していくと覚えられます。

多くの人が本を読んで「良かった!良いこと書いてあった!」と思うでしょう。
ただし誰かから「どんな本だったか教えて!」と言われると、答えられない。
良かった!あたなも読んでみたら……となってしまっていませんか?

イメージ転換法を習熟すると、まるであなたが、その本を書いたのか!?というくらいに内容も把握できます。
スピード記憶術講座の2日目に、このイメージ転換法の「いろは」のやる方をお教えします。

是非ともトライして頂いて、これからの人生に大いに使って頂けたら、これから先の人生の時間の効率化につながると思います。

執筆者:株式会社麓屋代表 麓 直樹

スピード記憶トレーナー®国家資格を取得したい、語学を勉強している、受験を控える人向けに、脳科学を活用したスピード記憶術を伝え、脳力をフルに発揮させ、最短・最速で資格取得、学業成就をサポートする専門家。90日で行政書士に合格。東京都行政書士連盟所属。
最短90日 難関資格試験に合格するスピード記憶術セミナー
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